「似て非なるものがない」。まさにその言葉をかけたくなる俳優・滝藤賢一さん。その名を知らしめた『クライマーズ・ハイ』を足がかりに、『外事警察』でテレビドラマ初レギュラー出演、さらには大河ドラマ『龍馬伝』、映画『ゴールデンスランバー』、『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』…と、活躍の場を広げてきた軌跡を振り返っていただきます。

 

・前編 (2012/5/15更新)
・後編 (2012/5月下旬更新予定)



ピックアップ魂 vol.5
滝藤 賢一篇 前編

呼吸位置まで決め、本番に臨む

ー役者になろうと思ったきっかけを教えてください。


小学生の頃から映画が好きで、映画館に行くというよりは、土曜洋画劇場などをよく見ていました。だから今でもエディ・マーフィ、ジャッキー・チェン、クリント・イーストウッドは吹き替えの方がしっくりくる、みたいなところはあります。ハリウッド映画が好きで、無謀にも「自分もいつかあそこに出るんじゃないか」って思っていたかもしれません。

 

ー第一作目は?


上京して1年目に塚本晋也監督の『BULLET BALLET』のオーディションを受けました。そこで何とか役をいただけて、出演が決まったんですよ。めちゃくちゃいい役だったのですが、 本が変わり、僕の役が無くなったんです。悔しくて悔しくて。4~5時間ほど監督の家の前で待ちましたね。帰宅した塚本監督に「何でもいいから出演させてください!」って頼みこんで、別の役で出させていただいたのが一番最初です。

 

 

ーその後、仲代達矢さんが主宰する「無名塾」に入塾されていますが、厳しいことで有名ですよね。


掃除からスタートして砧公園を走って朝から晩まで稽古漬けでした。今でもあの辺は近寄りがたいですよ(笑)。仲代さんは『役者とは生涯修行である』という方でした。その精神や姿勢は今でも僕の中に確実に残っています。

 

ーなるほど。ちょっとキャリアを早送りさせていただいて、代表作ともいえる『クライマーズ・ハイ』に出演。あれは原田眞人監督の慧眼でしたよね。


よくもあそこで無名の僕をキャスティングしてくれましたよね。2、3年前に監督のワークショップを受けて、全くダメだったことがあり、原田組に呼ばれることはないだろうとへこみまくってました。クライマーズハイのオーディションも初めは新聞記者50人の中の一人としてのオーディションだったのですが、当日朝事務所から電話がかかってきて、『原田さんが違う役でオーディションを受けさせると言うから今日は行かなくていい』って言われて。「何の役ですか?」っていったら、新聞社の報道部員・神沢周作だって言われて。『クライマーズ・ハイ』はすでに読んでいたので、「ええええ?あの役!?」って、ぶったまげました。

 

ー普通の若手新聞記者だった男・神沢が、日航機墜落の現場に入って見て常軌を逸していく。まさに「当たり役」でしたね。どんな役作りをしましたか?


当時は仕事が無くて、準備するための時間はいくらでもあったから。僕はガチガチにイメージトレーニングしていくタイプなんです。呼吸する位置まで決めます。現場行くと真逆なことを言われたりもしますが、それがまた演技の幅を広げてくれると思っているので、抵抗はまったくないです。

 

ー精神に破綻をきたして、堤真一さん演じる悠木に対して叫ぶシーンがありました。発する言葉と息と合わなくて途切れながら迫る。あれはとても印象的です。


現場に入る前のリハーサルで狂っているという演技をしたのですが、原田監督に「おかしな芝居をしようとするのではなく、呼吸位置だけ変えて。オーディションのときはそうやって表現してたよ」って言われました。それで、ああ、そうだったんだと思いました。

 

ー神沢は、あの墜落現場がいかに残酷だったのかという象徴でもあります。

実際には多くの方が亡くなったのですが、映画の中ではそういう描写をするのではなく、現場の悲惨さを堺雅人さん演じる記者(佐山)と僕の演技で表現することが要求されていた気がする。

また、神沢が追い詰められる前の期間を一番大事にしましたね。「これから常軌を逸するぞ」みたいな芝居だと面白くない。神沢が普通でいる期間は、見え方としては本当に少しなのですが、だからこそ大切でした。普段は地域の事件を追っている神沢が、日航機墜落という大きな取材で山に登って現場を伝えられる。ちょっと嬉しいじゃないけど、気持ちが高ぶる。そこを表現するために、本番で「うふふ」って笑ってみたんです。そしたらOKだったり。
実は、新聞社でのシーンを全て撮ってから山のシーンでしたから「テレコになる(※1)」という懸念があった。だから、新聞社内でのシーンは思い切って堤さんにぶつかりました。
(※1)撮影の撮る順番が逆になること

 

ー極限に置かれた人間の狂気を見事に表現されていましたね。最近の滝藤さんを見て、さらに力をお付けになっていると感じます。力の入れ方がどれも正確だというか。


もっと誉めてもらっていいですか(笑)? いやあ、あの頃のような、怖いもの知らずで突進していく!という気持がなくなったのかなって、ちょっと不安だったりもしていたので、そう評価されるとありがたいです。

30代は「悪」を演じていきたい

ー日本では「いい役」=「いい人の役」というところがあって、名前が売れれば売れるほど悪役をやりづらくなると思います。

 

実際、今は犯人だったらなんでもやろうって思っています。30代は「悪」だ、ってね。それが40代になって役者としての深みになればいいな、と。

 

ー『赤い指』と『ストロベリーナイト』の両方に出演されていますが、どちらも愛するものを失って絶望している役。その点では同じなのに、まったく違うんです。例えば父親ならどの作品でも同じ父親ではなく、それぞれ違うものを背負うのがすごくお上手だと思います。


『赤い指』はたった2シーンだけれども、本気で苦しんでいないとドラマの説得力に欠けると思って相当自分を追い込みました。自分の子どもを想像の中で何度も殺しましたし、体重も落としたし、ほんときつかったですよ。撮影当日も、子どもとの思い出のビデオや曲を聴いて気持ちを高めました。そして、自宅を出るときに、玄関で子どもをぎゅっと抱き締めたんです。その時、涙が溢れて溢れて…。現場に着いた時には、疲れ果てていて集中するのが大変でした。

 

 

ー自分にその役を投影して、準備されるんですね。


ものすごく準備はしますが、アプローチしたものはどんどん忘れていきますね。過去にこだわっていないかもしれないです。例え、自分の準備したものと監督の演出が真逆だったとしても、それが自分のイメージをさらに膨らませてくれると思っていますし。だから「芝居が楽しい」という役者さんは羨ましいというか。僕は、苦しんで苦しんで、そこから得たものだけを信じているような部分があります。

 

ーストイックで、スポーツ選手みたいですね。


昔、水泳と体操をやっていました。だから、個人のアスリートに近いかもしれませんね。ただ、そこから先僕の役の可能性を広げてくれるのは、スタッフや共演者の方々だと信じています。
モニターなんて見ないですしね。監督がOKっていうならOK。そこで自分の演技はこうだとか思わない。自分の感情なんてどうだっていいんです。演出に対して疑問を持たないですし、絶対にNOとは言いません。そこに説得力を持たせるようにするだけです。

 

 

 

 

 

 

 

【今後の活動】

映画「外事警察 その男に騙されるな」6月2日(土)公開!

ドラマ NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」5月21日(月)より出演!

  • vol.5 [後編] 5月下旬公開予定

    
 



ピックアップ魂 vol.5
滝藤 賢一篇 後編


『クライマーズ・ハイ』以降、映画、ドラマ、舞台とまんべんなく出ていらっしゃる滝藤賢一さん。2012年6月には映画『外事警察 その男に騙されるな』、9月にはSPテレビドラマ『踊る大捜査線 THE TV SPECIAL』・映画『踊る大捜査線 THE FINAL』と、また違う役・アプローチを試みながら次のステップに進もうとしているようにも見える滝藤さんの次作の役作りや見どころ、今後のビジョンをお伺いしました。

「外」からの役作り

2012年夏・秋に公開される2作『外事警察』と『踊る大捜査線』は、2010年に引き続きながらも、多少時間が空いて新たに撮影が始まるという難しさもあったのではないでしょうか。それぞれの撮影中のエピソードを教えてください。まずは、『外事警察』からお願いします。
『外事警察』は、全員が一点に向かっているような真剣さがあり、現場も常に緊迫状態でした。その空気感が見る人にもつたわるのではないでしょうか。とくに渡部篤郎さんは、本読みの時から警視庁公安部外事4課主任・住本でしたから。これまでに背負ってきたものも違うだろうし、本当に尊敬する役者さんです。

スマートでクールなインテリの警視庁巡査部長 久野秀真という役を演じるにあたって、滝藤さん自身の役作りはどうされました?
公安についての色々な書物を取り寄せて読みました。あとは海外の映画です。日本の公安は、アメリカでいうCIAのような部門。マット・デイモン主演の映画『ボーン』シリーズがまさにCIAで。小さいころに見ていた影響からか、昔から役作りの上では海外の映画を見てイメージを膨らませることも多いです。「中」よりも「外」から入るタイプなんですよね。

ちなみに、無名塾で同期だった真木よう子さんが出演されています。
10年ぶりくらいだったので、最初は恥ずかしくて芝居にならなかったですよ(笑)。すごい女優になったので、敬語を使っちゃったりね。見どころでいうと、渡部さんはもちろん、田中泯さんと真木よう子さんの演技。冒頭から迫力があって、たまげますよ。

全く異なる世界への挑戦

次に、9月に公開する『踊る大捜査線 THE FINAL』と、公開直前SPドラマ『踊る大捜査線 THE TV SPECIAL』。こちらは『踊る大捜査線 MOVIE3』から引き続きの出演になります。『踊る大捜査線 MOVIE3』から振り返っていただいて、まず、なぜ中国警察の研修生として湾岸署に配属されるというコメディ要因に?というところから伺いたいです(笑)。
まず、『踊る大捜査線 MOVIE3』のときは中国人の方と一緒にオーディションを受けました(笑)。中国行った事もないし、北京語話せないし、周囲にもいない。カタコトって?このセリフどうやって言うの?って思いましたよ。
本広克行監督は『クライマーズ・ハイ』をみて僕をキャスティングしてくれたようですが、「滝藤さんをこんなふうに使うのは僕だけだ」って(笑)。

ドラマ『THE TV SPECIAL』は、『THE FINAL』の一ヶ月前の湾岸署が舞台で、滝藤さんが演じる王(ワン)刑事が結婚する話がベースになっています。中国警察と湾岸署をあげての一大イベントになり、織田裕二さん演じる青島刑事が幹事を務める。そこに、韓国の若手女優イ・ヘインさんが演じる国際指名手配中の女性詐欺師が来日し、湾岸署を巻き込んで事件が発展していきます。
『踊る大捜査線 MOVIE3』では中国警察の研修生なのだから、これ以降は出ないって思っていました。それが『THE TV SPECIAL』『THE FINAL』の話も来て、1シーンくらいかと思ったら、『THE TV SPECIAL』では、なんと物語の中心的な役。おいおい、って思いましたよ(笑)。
中国人が片言の日本語を話す映画を観て勉強しました。ポイントは、ちょっと前のめりな姿勢です。あれは無名塾で、7:3で前に体重をかけて舞台に立てと言われていたので、それを実践しました。「塾のみんな見て!仲代メソッドやってるよ!」じゃないですけど、そういう楽しみ方(笑)。『踊る』の現場はキャストもスタッフも楽しんでいて、まさに祭りです。その祭り感を僕も満喫しました。

これまで演じてきた役とは全く異なりますよね?
それはね、僕の中の挑戦です。映画監督に例えるなら、いつも組んでいる同じ役者たちではなく、全く違う人たちで撮るみたいな、そんなステージに行くような感じです。「踊る・・・」ように、俳優、滝藤賢一が経験した事のない世界に挑戦するのは、今の僕の中で大事なことでした。また、「踊る・・・」でイ・ヘインさん、「外事警察」でキム・ガンウさん、イム・ヒョンジュンさんと共演して、海外の俳優さんはアプローチの仕方がまた違い、視野が広がりましたし、海外作品への挑戦もしてみたいと意欲がわきました。

でも、かなりプラスになる挑戦なのではないでしょうか。
『クライマーズ・ハイ』『赤い指』『外事警察』などは、向かうところも一緒だし、役の作り方のベースもやはり同じなんです。ここをやり続けて、一つのものスタイルに磨きをかける、スタイルを崩さないことも必要だと思いますが、僕は自分のスタイルなんてどうでもよくて、せっかくここまで一つの路線で頑張ったのに、あえて今中国人を演じる!という自分でも予測のつかない事が面白い。「悪役」に続いて、こういった役もやることで、自分に深みを持たせたいですね。

今後、役者としてどういったことをしていきたいですか?
『踊る大捜査線』のように、これまでしてこなかった挑戦をしてみたいし、一つの役をより長い時間をかけて経験したい。例えば農民の役をやるなら1年間農村で暮らしてみるとか、方言にディープに取り組んでみるでもいいし、そのくらい自分をかけられたら幸せですよね。「その人物になるなんてありえない」というのは僕自身も強く思っています。でも、やはりそこに向かって努力していきたいです。

ありがとうございました
 

 

 

 

 

 


ピックアップ魂
  • 生年月日1976-11-02
  • 出身地愛知県
【略歴】

愛知県出身。映画『BULLET BALLET』で俳優デビュー。俳優・仲代達矢主宰の無名塾に22期生として入塾し、舞台を中心に活動。その後、映画『クライマーズ・ハイ』『セイジ-陸の魚-』『蟹工船』、テレビ『ストロベリーナイト』『SPEC』などに出演。幅広い分野で活躍の場を広げている。

出演歴

【ドラマ】
2012年

「13歳のハローワーク」金曜ナイトドラマ(テレビ朝日)

「ストロベリーナイト」(フジテレビ)
「特命係長・只野仁 ファイナル」(テレビ朝日)
2011年

「ランナウェイ~愛する君のために」木曜ドラマ9(TBS)
「人間昆虫記」ミッドナイトドラマ(WOWOW)
「西村京太郎トラベルミステリー 生死を分ける転車台」土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
「刑事・鳴沢了2~偽りの聖母~」金曜プレステージ特別企画(フジテレビ)
「ハガネの女 Season2」木曜ドラマ(テレビ朝日)
「TAROの塔 」土曜ドラマ(NHK)
「CO 移植コーディネーター」連続ドラマW(WOWOW)
「悪党~重犯罪捜査班」(朝日放送・テレビ朝日)
「ホンボシ~心理特捜事件簿~」木曜ミステリー(テレビ朝日)
「赤い指~『新参者』加賀恭一郎再び!」新春ドラマ特別企画(TBS)
2010年

「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」金曜ドラマ(TBS)
「チャンス」土曜ドラマ(NHK)
「龍馬伝」大河ドラマ(NHK)
「絶対零度~未解決事件特命捜査~」(フジテレビ)
「懸賞金~目撃証言に三千万円を賭けた女~」水曜シアター9(テレビ東京)
「係長 青島俊作 THE MOBILE 事件は取調室で起きている!(ドコモ動画)
2009年

「わたしが子どもだったころ・柳生博編」(NHK)
「外事警察」土曜ドラマ(NHK)
「傍聴マニア09~裁判長!ここは懲役4年でどうすか~」(読売テレビ・日本テレビ)
「オルトロスの犬」金曜ドラマ(TBS)
「少女たちの日記帳 ヒロシマ 昭和20年4月6日~8月6日」ハイビジョン特集(NHK)
「白洲次郎」ドラマスペシャル(NHK)
「怨み屋本舗SPⅡ マインドコントロールの罠」(テレビ東京)
2008年

「ブラッディ・マンデイ」(TBS)
「渋谷でチョウを追って~動物行動学者・日高敏隆のまなざし~」ハイビジョン特集(NHK BS-hi)
2007年

「王様の心臓~リア王より~」夢二夜 シェイクスピア・ドラマスペシャル(日本テレビ)
2006年

「ウィルスパニック2006夏~街は感染した~」ドラマ・コンプレックス(日本テレビ)
「生物彗星WoO」(NHKデジタル衛星ハイビジョン)
2002年

「春が来た」金曜時代劇(NHK)
2001年

「旅路の果て」女と愛とミステリー(テレビ東京)
2000 「袖振り合うも」土曜特集(NHK)

【CM】
2011年

「カゴメ 野菜一日これ一本 ~AKB48 野菜スライダー 男性篇」
「スカパー!e2 親子でハマれ。夏休みヒーロー特集」
2005年

「TOYOTA クラウン」

【その他】
2010年

「踊る!男おばさん+」(フジテレビワンツーネクスト)
2006年

「岡本喜八監督作品DVD-BOX~SOLDIERS~」監督:佐藤闘介
 

【映画】
2012年

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」  監督:本広克行
「外事警察 その男に騙されるな」 監督:堀切園健太郎
「センチメンタルヤスコ」 監督:堀江慶
「セイジ~陸の魚~」 監督:伊勢谷友介
2011年

「それでも花は咲いていく~ヒヤシンス」 監督:前田健
「アバター」 監督:和田篤司
「あしたのジョー」  監督:曽利文彦
2010年

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 監督:東陽一
「恐怖」 監督:高橋洋
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」 監督:本広克行
「リアル鬼ごっこ2」 監督:柴田一成
「完全なる飼育 メイド、for you」 監督:深作健太
「ゴールデンスランバー」 監督:中村義洋
2009年

「蟹工船」 監督:SABU
「ハゲタカ」 監督:大友啓史
「フィッシュストーリー」 監督:中村義洋
「ドリブラー」~2009年版~ 監督:太田真博
2008年

「クライマーズ・ハイ」 監督:原田眞人
「天気待ち」 監督:奈良橋陽子
「笑え」 監督:太田真博
2007年

「象の背中」 監督:井坂聡
「陸に上った軍艦」 監督:山本保博
2003年

 「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」 監督:手塚昌明
2002 年

「白い犬とワルツを」 監督:月野木隆
2001年

「助太刀屋助六」 監督:岡本喜八
「LAST SCENE(ラストシーン)」  監督:中田秀夫
2000年

「BULLET BALLET(バレット バレエ)」 監督:塚本晋也
 

【舞台】
2011年

「その族の名は『家族』」ネルケプランニング(青山円形劇場)
2008年

「Gyan-buyだ!STANBY!!」Gyan-buy(中野ウエストエンド)
「エクスタシー」シアタージャパンプロダクションズ(中目黒ライブハウス楽屋・銀座makotoシアター)
2007年

「Job&Baby」丸顔プレゼンツ(青山円形劇場)
2006年

「無頼の女房」エイチ企画(THEATER TOPS)
「紙風船and命を弄ぶ男ふたり」K-Z(六浦地区センター)
2005年

「じゃじゃ馬馴らし・じゃじゃ馬馴らしに馴らされて」2NKプロジェクト(シアターX(カイ))
「龍か、あれは俺の友だち」青年座スタジオ(青年座劇場)
「レインディア・エクスプレス」青年座スタジオ(青年座劇場)
2004年

「JP」Parasite Gypsy(シアターV赤坂)
「里見八犬伝」青年座スタジオ(シアター風姿花伝)
「いのちぼうにふろう物語」無名塾(東京芸術劇場)
2003年

「俺達は志士じゃない」青年座スタジオ(青年座劇場)
2002年

「セールスマンの死」無名塾(世田谷パブリックシアター)
2001年

「ウィンザーの陽気な女房たち」無名塾(池袋サンシャイン劇場)
1999年

「どん底」無名塾(池袋サンシャイン劇場)